皆さんはモバイルバッテリー使っていますか?今回は、管理人の人生で一番モバイルバッテリーが役に立った日のことを書きたいと思います。
この記事はこんな人にオススメします
- スマホや電子機器のバッテリー切れで困ったことがある人。
- モバイルバッテリーがイマイチどう役に立つのかわからない。
- 旅行にモバイルバッテリーを持っていこうか迷っている人。
- 飛行機?各席に電源あるからモバイルバッテリーいらないっしょって思ってる人。
今回の主役、モバイルバッテリー
こんな機種を持って行ったよ
今回のお話の主役はこのモバイルバッテリー、Anker PowerCore+ 13400です。
文字通り13400mAhの容量があり、サイトには「1回の充電でiPhone XSを4回以上、Galaxy S9を3回以上、またiPad Pro(9.7)を1回以上充電可能」とありました。
これは2016年のお話なので、当時はUSB-C のモバイルバッテリーなんて存在していない頃なのでUSB-Aだけの搭載ですが、それでも最大18Wの出力なのでiPhoneを高速に充電できる代物です。
モバイルバッテリーを持って行った理由
このお話の更に2年前(2014年)のボストンの出張で大いに困ったのがiPhoneのバッテリー。
- 観光時の移動中のナビ
- 行った先々での調べもの
- かなり多めの写真撮影
- ちょくちょく仕事のメール確認
とフル活用していたら凄まじい勢いでバッテリーがなくなり、残量ゼロを迎えること数回。
異国の地でスマホのバッテリーが切れるのは致命的なので次に海外出張する際にはモバイルバッテリーを必ず持っていくぜと誓い、それを実行した形になります。
海外出張が終わって帰宅の途へ
うちの会社、コロナ前は1年に1回海外へ行き同じ仕事をしている人たちと交流したり勉強会を開いたりしていました。この年、2016年の行先はアメリカのテキサス州ダラスでした。
飛行機搭乗までのひととき
出張7日目の4/16(土)、日本へ帰る日がやってきました。
12時の便に備えホテルロビーで9時に集合して空港へ。途中の高速もすいており順調へ空港に到着。空港では結構な混雑だったため思ったほどはゆっくりできませんでしたがなんか嫌な予感がしたため、コンビニでサンドイッチと水を買って平らげました。
ちゃんとご飯を食べて水を確保しておいて良かったです。
順調なフライト
ダラスから成田までは約13時間のフライトで、日本には4/17(日)の15時半頃に到着予定です。
JAL便なのでCAさんをはじめほとんどみんなが日本人ですし、廊下側&一番後ろの席を確保できたので非常に快適です。
機内食にもお味噌汁やおそばが出たりと、しばらく離れていた日本の味が楽しめてありがたいです。
機内食2回目も割と好みの内容でした。やはりアメリカン航空よりもJALの方が好みに合っていますね。
13時間も割と気分的に早く過ぎ飛行機も日本に近づいてきました。予定通り15時半頃の成田到着も変更がなかったのですが、到着まであと20分程度という時に空港混雑のため少し着陸が遅れて16時頃になるとのこと。。。
雲行きが怪しくなる
沖の方を旋回し続けること2時間、やっと着陸許可が下りたようで着陸態勢に入りあと少しで念願の地上、、って時に急加速して逆に高度を上げはじめました( ゚Д゚)ポカーン
しばらく上空を彷徨っていたのですが、機長判断で急遽羽田に着陸することになり、無事着陸したのは17時半、当初の予定より2時間遅れです。
地獄の始まり
ただ、本当の地獄はここからでした。。。
予定外に羽田に着陸してしまったのでしばらくは機内で待機だったのですが、アナウンスがあり「当機はこれより、成田空港へ再度向かうことが決定しました」と。ただ、再び飛ぶには給油やメンテナンスが必要でその人員確保のためにしばしお待ちください、とのことで待機が決定です。
そんな中、CAさん達は余ったジュースやおつまみをふるまってくれたり、おしぼり用タオルを配ってくれたりと少しでも快適になるよう配慮してくれたのでとても助かりました。こういう不測の時こそサービスレベルの高さが目に見えてきますね。よし、次もJALを使おう。
そして待つこと2時間半、そろそろイライラする人が出てき始めました。しばらくすると羽田空港の責任者の方が出てきて、「皆様には羽田で降りていただくことに決定しました」とのこと。この決定がされたのが20時半なので、着陸してから実に3時間が経過しています。
その後飛行機から空港ターミナルへ行くバスが手配されたのですが、距離があるためまた時間がかかるようで、バスが到着して飛行機外に出れたのが21時40分、着陸から4時間後でした。
お世話になったCAさんによくお礼を言ってから飛行機を降りバスに乗り込みました。こんな間近で飛行機を見るのもそうそうないので、いい経験でした。
今回はフライト13時間+延長フライト2時間+待機4時間の、合計19時間ほど機内にいたことになりますが、居心地のいい機体+席で本当に助かりました。
その後荷物を受け取り電車で帰宅。結局自宅に着いたのは午前様。
もう少しいろいろ時間かかってたら終電もなくなってたかと思うと怖いですね。
そして本来であれば夕方には家につき、ゆっくり夕ご飯を食べたかったんですが残念です。
他の人はどうなった
そういえば今回同じくダラスに出張へ行き、別の便で帰国した後輩クンは代替着陸先が「中部国際空港 セントレア」だったようです。
・・・そう考えると、羽田なんかマシな方だったのかもしれませんね。
結局モバイルバッテリーどのぐらい使ったのよ
スマホを使用した時間
ホテルを出てから自宅に到着するまで、どれだけスマホを使ったんだろうと書き出したらこんな感じ。
用途 | 使った時間 |
ホテルを出発してから空港まで(ナビ) | 1時間 |
機内に乗り込むまで空港で | 2時間 |
フライト中の13時間+延長フライト2時間 | 15時間 |
羽田に着陸してからの軟禁 | 4時間 |
自宅に戻るまでの電車移動 | 2時間 |
合計 | 24時間 |
もちろん仮眠してた時間や機内映画を見たり、機内食を食べていた時間もあるので連続使用時間ではないですが、暇つぶしや外部との連絡に結構な時間iPhoneのお世話になったのでフル充電も3~4回くらいやったような気がしますが、その酷使にも見事耐えてくれました。
飛行機って電源あるよね?
って思われた方もいると思います。
現に機体はボーイング787だったので各席にACアダプタがあったのですが、アダプターを挿したらなんか緩くて充電が安定しなかったんです。いろんな国のプラグに対応するようにユニバーサルなコンセント形状なので、緩いのかもしれませんね。
飛行機の電源ゆるゆる問題への対応
という方もいると思います。そんな時は3本ピンで安定して挿せる変換コネクタを使うことで、ゆるい飛行機のコンセント相手でもしっかりと挿せるようになります。
飛行機移動が多い方はこの手のアイテムを1個持っておいてもいいかもしれませんね。
ニュースになってた
この日は強風の影響で多数の代替着陸が発生したようで、ニュースにもなってました。
ダイバート先として以下があったようで、羽田は一番マシな選択肢だったようですね。
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- 横田基地
まとめ
モバイルバッテリーを持ってて、人生で一番助かった日の出来事を書きました。
これは2016年のお話なのでモバイルバッテリーで充電するものと言えばスマホ程度でしたが、年月が経った今では充電すべきものが昔よりも格段に多くなっていますね。バッテリー切れでスマホやデジカメが大事な時に使えないなんてことにならないよう、旅行時にはモバイルバッテリーを持っていきたいもんですね。
オススメのモバイルバッテリー
オススメするのは何といってもそのバケモノのようなスペックでモバイルバッテリー界の頂点に君臨する「Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000) 」です。140Wもの出力を誇るので、現状充電できないものはほぼありません。ノートPCを充電したい場合にも耐えうる性能があります。
「Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000) 」専用と言っても過言ではないケースもあわせてどうぞ。
このケースに関しては以下で詳しく書いていますのでよろしかったらどうぞ。
最後までご覧いただきありがとうございました。