こんにちは、ヒキコモリ系サラリーマンのさいちょうろうです。
大抵のご家庭には無線LANがあると思いますが、こんな不満・疑問ありませんか?
無線LANユーザー
- 1台の無線ルータじゃ電波が悪い部屋がある。
- 2台の無線ルータを使っているが、1階と2階でSSIDを切り替えるのが面倒だ。
- メッシュWi-Fiってどうなの?
- ASUS の無線ルーター(RT-AX88U, RT-AC86U)ってどうなの?
- iPad Pro 2020 を買ったからWi-Fi6環境で使用したい
こんな不満・要望を解決できる記事を用意しました。
無線LANの不満
複数の無線ルーター
広いマンションや一軒家だと1台の無線ルーターですべての面積をカバーすることは難しいですよね。そのような場合は無線ルーターを複数台設置する方も多いかと思いますが、こんな不満ありませんか?
無線LANユーザー
- スマホ持って移動したら無線の電波が途切れた。もう片方の無線ルーターに勝手に切り替わってくればいいのに
- 複数の無線ルータ間で、SSIDを切り替えるのが面倒だ。
メッシュWi-Fiのススメ
そんな不満がある場合、メッシュWi-Fiをオススメします。
メッシュWi-Fiは、網の目のように各ルーターが相互接続しネットワークを張り巡らすことで広い面積をカバーするネットワーク技術です。
従来の中継器などに比べて以下のようなメリットがあります。
メリット
- 接続する端末が増えても通信を分散させることができる。
- メッシュWi-Fiを構築したすべてのルーターが同じSSIDとして認識される。
- 一番電波が強いルーターに自動的に接続される。
つまり、1階で1階のルーターに接続されたスマホを2階に持って行くと、自動的に電波強度の強い2階のルーターに接続先が切り替わります。そのため
なんて煩わしさから解放されます。
個人的にはこれだけでも買い替える価値がある機能だと思っています。
メッシュWi-Fi対応無線LAN
商品の選定
メッシュWi-Fiに対応した機器を作っているメーカーとしては
- Buffaro
- TP-Link
- NETGEAR
- ASUS
あたりが代表的かと思いますが、2019年10月時点ではWi-Fi6(802.11ax)に対応する機器をラインナップしているのはASUSの1社のみだったので今回はASUSを選択。
というわけでポチる。
ASUS RT-AX88U + RT-AC86U
一般的なメッシュWi-Fiは2台あるいは3台の機器(親機+子機2台など)が組み合わさって発売されていることが多いですが、ASUSの場合は「どの商品の組み合わせでもメッシュWi-Fiが構築できる」というポイントがあります。そのため今回は以下を選択しました。
自分がメインで使う2階は速度重視でWi-Fi6(802.11ax)のモデルで、1階は使用頻度が低いし速度も重視しないのでWi-Fi5(802.11ac)のモデルを選択しました。ちなみに2020年5月現在、それぞれのお値段は以下の通りなので2台揃えると55000円ぐらいとなります。
商品到着
なかなか壮観で良い。
設置&初期セットアップ
設置は本体とアンテナを接続するぐらいなので特に難しいことはない。メインとなるルーターのセットアップ後、子機として使用する方のルーターをメッシュWi-Fiのノードとして追加するだけで同じSSIDで稼働しだす。無事追加されると以下のようにAiMeshノードリストに子機が追加される。
使ってみる
スマホを持って1階と2階を行ったり来たりしましたが、ちゃんと電波強度の高い方につながり常に品質の高い通信ができるようになりました。電波が弱い時にSSIDを切り替える手間がなくなるのは予想以上に利便性が向上しますね。速度的にも今まで使用していたのは9年ぐらい前の802.11nなので速度も大幅に向上した。
総評
ココがおすすめ
- 家中隅々までWi-Fiの電波が届く。
- どの場所でも同じSSIDなので、場所によってSSIDを切り替える必要がない。
- 対応機器なら自由な組み合わせでメッシュWi-Fiを構築できる。
- 必要に応じて子機を追加することができる。
ココがイマイチ
- お値段が少々高い。
メッシュWi-Fiを構築するために複数台購入すると値が張るので初期費用はかかるが、今後新しい機種が出てもメッシュWi-Fiネットワークに追加することができるし、引っ越しなどで家の広さが変わった時にも柔軟に構成が変えられるので一度揃えると長く使えそうなところがとてもいいと思う。上記のような不満のある方は満足できる商品だと思う。